校訓 「人のお世話にならぬよう」「人のお世話のできるよう」
この校訓は、本校建学以来、どのような子供を社会に送り出すかについて、不動の精神として守り続けられている。 「人のおせわにならぬ」子は、自主自立の心を持った強い子である。「人のおせわのできる」子は、愛他・相扶の情けをそなえた優しい子である。80年間一貫して、この校訓のもとに、強く優しい子を育て上げることを最大の目標としてきた。
住所: 〒221-0844 神奈川県横浜市神奈川区沢渡18
電話: 045-311-2963
アクセス:
横浜駅 徒歩13分
東急東横線反町駅 徒歩13分
校長先生: 大野 達夫 先生 学校HP: こちら
創立: 1922年 昼食: 弁当
制服: あり 児童数: 480名
募集人数: 男女80名
☆高いレベルの基礎学力
レベルの高い基礎学力が全員に身につくカリキュラムと授業方法を実施するとともに、個性の伸張や情操を養っている。
☆専科制
各教科は、専科制に準ずる組織をもっておこない、中学入試にも対応できる発展的な学習をおこなっている。
☆青少年赤十字
3年生以上の全員が青少年赤十字に入団し、国際交流や奉仕活動を行っている。
☆宿泊行事
宿泊を伴う行事を3年生の夏からおこなっている。夏には夏季教室・秋には教育旅行を実施し、見学・体験を重視している。集大成として、5年の春休みに、関西旅行を実施し、その旅行記を文化祭で発表している。
☆読書活動
学校が推薦する「100冊の本」を中心に、多岐にわたる読書活動を推進している。また、作家と語る会や、語り部よりお話をきく会を実施して、読書により興味をもたせている。
☆西グラウンド3周運動
体力の増強と、他学年とのつながりをつくるため、全児童が毎朝始業前にグラウンドを3周走っている。
(2021.6.18)
Q:
中学受験サポートについて詳しく教えてください。また、6年生の男の子の塾通いについてですが、どのぐらいの生徒さんが塾に通われているのでしょうか。
A:
多くの児童が中学受験のために通塾をしております。また本校は中学受験を「12歳の大事な進路選択」と捉えています。詳細につきましては、本校説明会等でお話をさせていただいておりますので、そちらでご確認いただけますと幸いです。
(2021.6.18)
Q:
ホームページを拝見させていただきました。時間割例が記載されていましたが、高学年生の下校時間は何時でしょうか。
A:
月・水・木・金は、6時間目の15:00終了後下校にとなります。火曜日は7時間目15:55終了後下校です。なお、月・木・金の放課後、4~6年生は、15:45まで遊ぶことが可能です。
(2020.6.25)
Q:
働き方改革で職員の勤務時間縮小などによるカリキュラムや行事の変更はありますか?
A:
結論から申し上げますと、働き方改革によるカリキュラムや行事の変更はありません。
政府が推進する働き方改革のうち、教育現場と一番関わる問題は、長時間労働の解消かと思います。教育というものは、やろうと思えば思うほど時間がいくらあっても足りないものです。
本校では、教科担当制を採っているので、教員の持ち時間は一人当たり平均16コマほどになります。これは、公立の教員の持ち時間の3分の2程度です。したがって、自分の担当教科の教材研究を深めることができますし、その他の業務に充てる時間も確保できます。
以上のようなことから、児童の活動を縮小してまでのカリキュラムや行事の変更はありません。ただ、指導要領の改訂によるカリキュラムの変更や、今年はコロナの影響による行事の変更はありました。特にコロナの影響が来年以降も続くようであるならば、学校行事の縮小等を考えることになるかもしれません。
(2020.6.11 掲載)
Q:
貴校のさまざまな体験学習や魅力ある学習活動を通じて、難関校を受験する学力も養われると思いますが、その中でも特に、受験が中心となる取り組みについて教えてください。進学指導、合格者の体験談など。
A:
体験学習といっても様々なものがあります。社会科の見学、理科や生活科の実験・観察・作業など。算数の計量の実測、2年生国語「タンポポの知恵」では綿毛の飛び方をビニルの落下傘で確認します。これらはみな、座学によって基礎的な知識を得た上で、体験を通して実際のところを確認し、自分なりの考えとしてまとめる作業をします。これらのことは学年に応じたカリキュラムに組まれ、6年間を通して自ら学び思考する力を育んでいきます。
以上のことは、特段中学受験を意識した取り組みではありませんが、結果として中学受験に必要な高度な学力を育てる基礎となっていると考えられます。
具体的な進学指導としては、以下のようになります。
◆4年生以上は4教科(国・社・算・理)の時数を、文科省の定める時数より多くとっています。
◆早めの進度により、6年生の12月までに教科書の範囲を終え、1月は受験問題の演習を行います。
◆5・6年生では、随時受験問題を意識した実力テストを行います。
◆6年生7月の父母面談では、志望する進学先などを聞きます。12月の面談では、志望校を最終決定します。このことについては、児童の希望・実力・性格などを考慮して話し合います。
◆受験による様々な軋轢から児童を守るため、折に触れて精神的な面や道徳的な観点から指導を行います。
◆様々な結果の児童たちが、受験終了から卒業までの間に気持ちの整理をし、前向きな気持ちで中学へ進めるよう指導していきます。
中学受験の体験談というようなものは、学校としてとったことはありませんが、今年の「オンライン説明会」で流した「卒業生の声」の中で、中学受験について触れた部分がありますので参考にしてください。
https://youtu.be/ZPt-NXQW0QY
(2020.6.11 掲載)
Q:
図書室の蔵書数、貸し出し冊数と期限を教えてください。
100冊の本運動の他には、(夏休みの読書感想文など)読書の取り組みはありますか。
A:
現在、蔵書数は約15,000冊です。図書室だけではなく、学級文庫等に本を配置し、いつでも本を手にとりやすい環境を作っています。各学年の廊下には、その時々の学習に関連した本を出張貸し出しして、学習内容を深めることに役立っています。
貸し出し冊数は、1週間で1冊(スタンプカードをためると2冊)、長期休みは2冊(スタンプカードをためると3冊)です。
※新型コロナウイルスの影響で分散登校下の現在は、2週間で2冊貸し出しています。
百冊の本運動以外の読書活動としては、1~4年生には「読書」の授業があり、司書教諭による読み聞かせや、本の紹介などがあります。また、お互いに本を紹介し合う活動(ビブリオバトルなど)を通して、本を知るだけではなく、プレゼンテーション能力も磨いています。
児童図書委員会の活動として、全校児童が本を好きになることを目指し、イベント等を企画・実行しています。これまでに、出張紙芝居・本の福袋・本を借りることで参加できる抽選等を行いました。
※現在(6月11日現在)新型コロナウイルスによる休校の影響のため、児童図書委員会は発足できていません。
夏休みの課題として、2~6年生は読書感想文に取り組みます。提出された読書感想文は校内で審査したのちコンクールに出品します。「全国青少年読書感想文コンクール」では、毎年区の審査を通って横浜市の審査で入賞していますし、全国での入賞もあります。「神奈川県夏のすいせん図書読書感想文コンクール」でも、今まで多くの入賞者を出しています。
(2020.4.26 掲載)
Q:
緊急事態時の在校生への対応について伺いたいです。
休校期間中の勉強への取り組みはどのようにされていますか?
またどのように指導されていますか?
オンライン授業をすぐ始めているのか、登校日の有無、勉強資料の受け渡し方法等。
また、共働き家庭についてどのようにお考えですか?
A:
◇緊急事態宣言中の休校時対策について
本校では広域から通う児童の安全を考えて、2月27日から休校措置を継続しています。4月になっても一向に収束しない状況に鑑みて、児童にそれぞれにgoogleアカウントを配布しました。アカウントでログインし、google
classroomにて日々の連絡や課題配信を行っています。教科の内容も同様に発信し、その際の説明や解説動画をYoutubeにアップロードして閲覧できるようにしています。
当初、5月7日の開校を目指してまいりました。そのためデバイスへの児童・教員の慣れを考えてゆっくりとカリキュラムを進めてまいりました。しかし、事態の収拾が望めない状況から休校措置を延長することとしました。
今後、google classroomを使って教員児童間の双方向で、より授業に近い形でのやり取りができるようにしていく計画です。さらに、休校期間が長引く場合のことも念頭に、継続して安定した学習に取り組めるよう慎重に検討してまいります。教員は、基本在宅勤務ですが、授業プリントや必要な教材は、隔週で保護者宛郵送しています。
また、各学年の保護者の皆様へのお知らせは、「緊急お知らせメール」で通知し、詳細は臨時ウエブサイトにて連絡しています。
児童や保護者の方も窮屈な生活を送っていることと思いますが、精神的な部分が心配です。保護者の方のご相談に応じられるよう、スクールカウンセラーがメールで対応できるようにしています。児童の様子についてもアンケート調査を行い、問題が見られるご家庭には連絡を取るようにしています。
上記のような対応をしていますので、登校によるリスクを犯してまでの登校日は、現在設けていません。
◇共働き家庭について
1年生の共働き家庭のカウントを行ったところ、52%でした。以前よりも共働きのご家庭は増えているように感じます。学年が上がるにつれて、仕事のペースを増やしたり、逆に調整したりする保護者(特にお母様)の方もいらっしゃいます。学校としては、保護者の方の負担が大きくなりすぎないようにしつつも、必要な対応(児童が怪我をしたり具合が悪くなったりした場合迎えに来られる)ができる態勢は整えておいていただくようお願いしています。また、現在子育て中の教員も多くおり、保護者の方とも共感できる部分が多いのではないかと思っています。